出発(上)
更新日:2019年10月25日
今年2019年1月終わり頃、僕は鎌倉に遊びに行っていました。
「海街ダイアリー」という映画が好きで、そのロケ地を巡っていました。
登場した古民家や食堂を巡りました。
ロケ地となった古民家のお隣もまた古民家で、
門には「北鎌倉アガサッホ」と小さく書かれていたので、
「なんだろ?」と思い訪ねてみました。
するとそこはハンドメイドのレザーバッグのアトリエ&ギャラリーでした。
ヴィトンやグッチ、プラダ、、、数々のハイブランドバッグ製造に関与してきたマダムが立ち上げたのがこの「アガサッホ」だったのです。
ヨーロッパの上質な革を使った作品はどれも独創的でありながら、使い勝手の非常に良いバッグばかりでした。マダムは外国から来るお客様に日本の文化を体感してもらうために古民家を借りたそうです。外国を飛び回っていたマダムだからこその発想なのでしょうが、こんな来ずらい場所でも自分にしかできないことを貫き通していればお客様は来てくれるんだなと思いました。
偉そうなことは言えませんが、マダムの行き着いた先がこのアガサッホだというのを感じて素敵だなと思いました。
自分もこの鎌倉で何かしたい!
帰りの運転中ずっとそう考えていました。
札幌で17年続けたお店を手放してから7年が経過していました。
ここ神奈川にやって来てからはすでに3年が経とうとしています。
ほんとにいろんなことがあり、ここまでやって来ましたが、、、
この日
大きな何かが動き出す気配を感じました。
続く